韓国の電源事情 家庭で使う電化製品、プラグ、電圧ちゃんと対応していますか?消費電力は確認していますか?

韓国に旅行で来られる方はあまり韓国の電圧と日本の電圧について意識する必要はないでしょう。

というのも、通常使用するような携帯電話の充電器や、パソコンの充電器は日本でも韓国でも共通で使うことができるようになっているからです。

 

一般情報については以下ページをご参照してみてください。http://www.arukikata.co.jp/country/KR/info/power.html
(地球の歩き方より引用)

プラグの形状についてはある程度気を付けるかと思います。いざ韓国に来て プラグが入らない!ってことは避けたいですからね。
今回はプラグの形状以外にも気を付けるべきことについて触れていきたいと思います。

あわせてわたしが日本から持ってきてよかったなぁというものについても紹介したいと思います。

 

1.韓国のプラグの形状

これはもう基本中の基本。上述の地球の歩き方のページから見ての通り、Cタイプ、SEタイプのいずれか(2つの丸穴タイプ)。日本と同じAタイプもあります と記載はされていはいますが、ホテルにも基本はないものと思ったほうがいいでしょう。

ホテルの部屋に仮にAタイプのコンセントがあったとしても、かろうじて一か所、しかも洗面台そばとかの不便な場所にあったりします(そんなところで携帯の充電は正直したくない。。。)。

100円ショップでも購入できますし、空港でも安く買えるのでぜひプラグの購入をお勧めします。

 

2.韓国の電圧

この辺から苦手な人は「?」になってきますよね。でもここは特にわからなくても大丈夫です。

要は自分が持っていく製品のコンセント部分、あるいはバッテリー部分、あるいは機器そのものの情報が記載されているシール部分を見ると 「INPUT」(あるいは「入力」あるいは「輸入」と記載されているケースもあり)と記載されている部分があるはずです。

その部分に AC100V と記載されている製品については、基本的に韓国では使用することができません(ACは省略されているケースがあります)。

韓国におけるコンセント部分の電圧は220Vなので、100Vの日本製品のコンセントを刺して使用すると「ボンっ!!」とそこそこの音がなるはずです。

逆にINPUTの部分に 100-240V というように220Vが含まれる範囲が記載されている場合には、日本製品であっても、韓国の電源に接続して使用することが可能です(プラグ変換は必要です)。

携帯電話の充電器、パソコンのバッテリー、その他充電器関係などは大抵100-240Vと設定されているので、プラグの形状さえ合わせれば、韓国でも問題なく使えます(いずれの場合も確認はきちんとしてくださいね!)。

 

3.100V対応の日本製品を韓国で使用する

それでは100V製品については韓国で使うことはギブアップすべきか??

いいえ、違います!使えるんです!

ただし、そのためには必要になる機器があります。

それが「変圧器」です。(トランス、トランスフォーマーとも呼ぶ)

さあ、では変圧器を買おう!と急ぎすぎないでください。

変圧器には種類があるので、買う前に事前調査が必要です。

 

4.変圧器の選び方

変圧器を買う前に、自分がどの電化製品を韓国で使いたいのか を整理しましょう。

そしてそれらの電化製品の消費電力量を確認する必要があります。

その消費電力に見合った大きさ(容量・キャパシティー)を持った変圧器を買うようにしましょう。
※なお参考ですが、韓国日本製品を使うための変圧器は「降圧変圧器(=ダウントランス)」です。韓国現地側の220Vの電源を日本製品の100Vに下げるので、降圧となります。
逆に、韓国で購入した220V用の製品を日本で使用する場合には、日本現地側の電源を100Vから220Vへと昇圧する必要があるので、「昇圧変圧器(=アップトランス)」が必要となります。
このように、現地側の電源の視点から 降圧なのか、 昇圧なのか を決めることとなります。

我が家の場合には以下の電化製品を日本から持参して、変圧器を使って使用しております。

①空気清浄機(シャープ製) 消費電力64W
②空気清浄機(ダイキン製) 消費電力50W
③扇風機(DCモーター)    消費電力21W
④コーヒーメーカー     消費電力750W
(いずれも最大消費電力を確認するようにしてください)

①の空気清浄機をリビング、②と③を寝室、④をキッチンという風にそれぞれの使用場所を設定していたので、変圧器は3つ購入しました。

というわけで①用には200W対応の変圧器を購入。(100W用でもよかったのですが、③の扇風機をリビングに持っていくことも想定して大き目に設定)

そして②と③用には1000W(=1kW)用の変圧器を購入。(もう少し小さくともよかったのですが、大は小を兼ねるだろう!という考えで特大に大き目のものを購入)

そして④にも同じく1000W(=1kW)用の変圧器を購入。

ちなみに参考ですが、2018年4月18日現在、価格.comにて日本製の1000W用 変圧器の価格は約4500円です。
わたしは韓国で韓国製の1000W用 変圧器を購入しましたが、2000円程度でした。
(品質はものによってジーと音がなります。鳴らないものもあり、品質にばらつきがあるかな という感じです)

5.コンセントをつなげてポンっ!

これで問題なく日本製品が韓国においても使えるようになるはずです。

ぜひ皆さんもお気に入りの日本電化製品がありましたが、「電圧が違うから。。。。」と諦めずに海外に持参することも検討してください!

 


 

まとめ

・日本電化製品を海外で使う場合には 対応電圧数を「INPUT」欄から確認!

・日本の電圧は100V、韓国は220V!

・海外非対応の電圧製品を、それでも使いたい場合は変圧器を購入!

・変圧器の購入前にはその電化製品の 消費電力数を確認!

・変圧器は現地購入が安い!(品質に不安ある場合は日本で購入する!)

 

 

 

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