ソウルで子供の予防接種 (はしか・麻疹、日本脳炎)

韓国 予防接種 風しん

今日本では はしか・麻疹が大流行しているというニュースを聞く。

下手したらパンデミックを引き起こしかねない と。

わたしが4月27日時点でニュースを確認したときには日本だけで感染者が100人を超えた というものであった。

しかも東京と埼玉でも感染者が確認されている。

これは、、、、おそらく4月28日から始まったゴールデンウィークではますます広がることが懸念される。。。


1.2回目の麻しん・風しん予防接種、今すぐ受けられるのか?

我々一家も今は韓国では日本みたいに流行ってはいないが、日本へ一時帰国の予定があるので、その際に感染したらたまったものではないと考え、我が子に風しん・麻疹(=はしか)の予防接種を韓国で受けさせることにした。

我が子の場合は既に1歳の時に一度MRワクチン(麻しん、風しん混合)を接種はしていたのですが、一度の予防接種ではまだ完ぺきではなく(それでも接種を受けた人の95%が抗体を持つとはいわれているらしい)、2回の予防接種によってより強固なもの(99%の人が抗体を持つ)になるとのこと。

麻しん・風しんの予防接種について、厚生労働省によると子供は1歳になってから1回目の予防接種を、そして小学生入学前(5歳児)に2回目の予防接種を受けるように呼び掛けている。

ここで疑問が一つ。

我が子は1回目を1歳の時に受け、現在2歳。5歳まで待たなくてはいけないのか?

ネットで調べてもなかなか予防接種の感覚について説明してくれているページがない。

ということで韓国の医者に聞いてみたところ、前回の予防接種から1か月以上空いてさえいれば予防接種そのものを受けることは問題ない という説明を受けた。

ちなみにソウルの医者情報については以下参照。


2.日本脳炎の予防接種

ということで早速予約をしてすぐに予防接種を実施することに。

子供の体調がいいことを確認して予防接種へいざ参らん。

また、韓国全土で日本脳炎警報が発令されていることもあり、元々予防接種を検討していた日本脳炎の予防接種も同時に実施することを計画(むしろ元々はハシカよりもこちらをやるつもりで医者には相談していたところに、麻しん・風しんのニュースが飛び込んできた)。

日本脳炎について、本来日本では

第一期:3歳児に2回接種(接種間隔は1-4週間)
第二期:4歳(第一期の約一年後)に追加接種

というものだが、韓国における状況を考え、こちらも受けることに。

本来3歳児となっているものを受けていいのか?

という疑問があったので、医者に確認したところやはり問題なしとのこと。

韓国で予防接種を受けるのは大丈夫かなぁ?なんて思いもあったが、ふたを開けてみると何も問題ありませんでした。

我が子は注射針の痛さには泣いていましたが、親の目線から言うと、しっかりと子供を安心してあげており、また、強引に力任せという素振りもなく、安心してみていることができました。

わたしも妻も非常に納得がいく形で我が子の予防接種を終えることができました。


3.大人の予防接種

我が子は無事にそれぞれの予防接種を受け、さあこれで日本に安心して帰れる!と思ったところで医者から衝撃の一言。

「お父さん、お母さんも麻しん・風しんは受けたほうがいいですよ」

なに!

自分たちが受けることなんて考えていなかった!そして麻しん・風しんについては予防接種のなかでも痛いほうの部類に分類されることを知っていたので、少し躊躇。。。(格好悪くてすみません)

特に1977年~1990年生まれの人は 麻しん・風しんの予防接種が一回だった世代だったため、2度の接種を実施しておらず、抗体が付いていないケースが多いと、しかも、第一期の予防接種からも時間が経過していることから、むしろ危ないだとかいうことらしい。。。

これは注射針こわい、なんて言っている場合ではない!

わたし自身がしっかり抗体つけることをまずしなくては!
ということで現在いつ受けるのか計画中です。


まとめ

1.麻しん・風しんの予防接種(2回目)は厚生労働省が推奨する年齢(年長さんの年)じゃなくとも、必要な期間さえ空いていれば受けることができる!

2.日本脳炎も同様に推奨年齢(第一期が3歳、第二期が約一年後)じゃなくとも受けることが可能。

3.韓国の予防接種も安心して受けることが可能!(これは我々家族の場合)

4.麻しん・風しんは大人こそ気を付ける必要あり!(特に1977~1990年生まれの人)

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