韓国料理の定番といえば参鶏湯(サムゲタン)。
今回はその中でも最高峰の トソクチョン (土俗村) について紹介したいと思います。
「しょせん観光地で観光客が騒いでいるだけでしょう??」なんて駐在員の余裕をむき出しにして舐めてかかっていたわたしだが、正直参った。
こんなにうまい参鶏湯は食べたことがない!
今まで食べたサムゲタンの中では間違いなくナンバー1である。
トソクチョン へのアクセス
地下鉄3号線 景福宮 駅(キョンボックン Gyeongbokgung)2番出口から徒歩5分程度。
2番出口を真っすぐ進んでしばらく行ってから左に曲がったところすぐにトソクチョンはあります。
トソクチョン の外観
外観は伝統的な韓国家屋となっており、昔ながらの韓国の家の風景を楽しむことができます。
中もまた圧巻でかなり広いです。
座るスペースはかなりあるので、多少並んでいても割とは入れたりするかもしれません。
中の風景も伝統的な家屋の雰囲気が残っており、なかなかにいい感じです。
ちなみに我々は依然チュソク(旧お盆)の時に11時半くらいに来たら激混み(60人くらい並んでいたか?)で諦めたという苦い記憶があったので、この日は平日でしたが朝10時40分くらいに到着。
するとみての通りの空き具合です。
トソクチョン のメニュー
ではまずはメニューをば見てみましょう。
ほっほーう。
一番安い参鶏湯でも16,000₩ですか。
観光客向けとはいえなかなかのお値段ですな。
わたしの知っている常識では参鶏湯はハンマリ(1羽)で大体13,000₩程度でしょうか。
でもまあ良しとしましょう。
妻とわたしの二人でしたが、もしかしたら一人一羽は大きいかも。。。。とビビってしまい、二人で一羽を頼んでシェアすることに。
サムゲタンをいざ実食!
注文してしばらくすると、キムチとカクテキ(大根のキムチ)の入った壺を店員のおばさんが持ってきます。
なるほど、これこれ。
韓国といったらこれですもんね。
ということで適度に入れる。
テーブルに置いてある注意書きの紙にはしっかりと「食べる分だけお取りください」と。
マナーの悪い客がとにかく大量に取って残すということが過去にあったのかもしれませんね。
そしてなかなメニューが来ないので店員さんとの一悶着を経験しつつさあ、待ちに待ったサムゲタンを実食です!
「いでよ、参鶏湯!そして我が願いを叶えたまえ!!!!!」
ドォォォォォーーーーーン!!!!!!
これだ!
これが食べたかったんだ!
見るからにスープが濃いのがわかる!
白く濁るタイプのサムゲタンもあるが、わたしはこの透き通った系のサムゲタンのほうが好きなのです!
そしてまさに大好きなタイプのサムゲタンを前にしてわたしは思いました。
「二人で一羽じゃなくて、一人一個にしておけばよかったぁぁぁあぁあぁ。。。」
そして、スープをついに実食!
うーん、濃ゆいぃぃぃ!
そしてニンニクやらナツメやら鶏の出汁やら、深みがあることが一口でわかる!
うまぁぁぁい。。。これはうますぎる。。。
いろんな参鶏湯を食べてきたが、ここがダントツに美味い。
高いけどうまい。
くやしいけれどオマエ(サムゲタン)に夢中 と言わざるを得ない。
そうして我々夫婦はあっという間に参鶏湯を平らげ、二人そろって
「一人一個頼めばよかったね。。。。。」
そのくらい名残おしく、美味しかったです
そして妻も一人で一個食べれるようにペロンと食べることが出来ちゃいます。
小さいわけではないのですが、基本がスープであること、鶏肉の中に入っているのも普通のコメではなくてもち米なのでそうさせたのかもしれません。
コラーゲンたっぷりで美容効果も抜群!
機会があればぜひ、行ってみてください。
トソクチョン (土俗村)のサムゲタン、お勧めです!
その後、チキン一匹で終えてしまったひもじい我々は明洞駅まで行ってチーズホットクを食べましたが、それはまた別のお話。
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