カンジャンケジャン の季節ですね。
11月の終わりに差し掛かったソウルはいよいよ冬が本格化しており、最低気温マイナス(2018年11月30日)にまでなる時期になってきました。
そうすると蟹が美味しくなってくるわけです。
冬の蟹・・・・日本だったら鍋の暖かい蟹を想像しがちですけども、韓国で蟹といえばやはりこれ。
カンジャンケジャン !
(ハングルで 「간장 게장」 と書く。간장はしょう油で、게장 漬けにした蟹 という意味になります)
ということで、美味しくてお得なカンジャンケジャン のお店を見つけたので紹介したいと思います。 穴場なのでお勧めです。
カンジャンケジャン 食堂 「은자당 (ウンジャダン)」 へのアクセス
最寄り駅; 地下鉄4号線 二村駅(イーチョン/ Ichon駅。 ハングルで 이촌역 ) 3-1出口から徒歩5分程度。
3-1出口を出て、アパートの正面に位置する チキン屋さんが入ったビルの隙間のような通りを入っていくとそこにあります。
「え、うそ、こんな通り従業員しか使わないような通りでしょう??」っていうくらい細い通り(人一人が歩ける程度の通り)を通る必要があるので、見つけるのが困難かもしれません。
こちらの店構えが目印です。
店内の様子
店内はそれほど大きくはないが、非常におしゃれ。
最近できたばかりのようで、インテリアも気を使われているような感じがします。
日本人は好きな雰囲気かと思います。
そして全部ターブル席なのが膝の悪いわたしやお年寄りにも非常にやさしいですね。
ね?とってもおしゃれなのです。
カンジャンケジャン メニュー
それでは早速メニューを拝見
なんと、こちらのお店この4品のみ!
そして左上から カンジャンケジャン定食 小 22,000₩ 大 33,000₩
そして左下 ヤンニョムケジャン定食(辛く味付けされた蟹) 22,000₩
そして右上 ポリクルビ(干しイシモチ)定食 22,000₩
最後に右下 プルコギ定食 18,000₩
ということですべて高級で、かつ、すべて定食料理となっています。
定食なので、どれか頼むとご飯と、例の大量のおかずがやってきます。
カンジャンケジャン を注文!
さてと、ついにカンジャンケジャンを注文した我々。
小 と 大 と2サイズがあったので、悩みましたが 小でもそこそこ大きいという話だったので、賞を2人分注文してみました。
合計44,000₩!
そしてついに来ます!
ドーン!
どうですか?
小 の割にはなかなか大きい蟹です!
これで蟹2杯分です。
以前ソウル駅で 33,000₩/1杯 で蟹を食べたことがありますが、その時の蟹と同じくらいのサイズでした!
今回は22,000₩だったので如何に今回が激安なのかがわかるかと思います。
そして定食なので、ご飯、キムチ、お味噌汁(テンジャンチゲ)、あと写真には見えないですが とびっこ と韓国のりも来ています。
もちろんすべてお替り自由!
お替りの時は元気よく「リピルジュセヨ!」とお願いしましょう。
とびっこがお替りできた時は感動しました。
そして味もよくガイド本で紹介されている他店と比べても全く遜色ありませんでした!
しょう油が甘くておいしい!
カンジャンケジャンは通称「ごはん泥棒」なんて呼ばれていますが(それだけご飯が進むから)、その名に恥じぬ泥棒っぷりを見せつけてくれました。
カンジャンケジャン の正しい食べ方
ところで皆さんは カンジャンケジャン の正しい食べ方知っていますか?
日本に来た外人がいきなり 蟹を食え と言われると戸惑うようですが、それは我々にとっても同じです。
異国 韓国で 「さあ、俺たちの カンジャンケジャン を食え!」 と予備知識なしで言われたら皆さまきっとお困りになることでしょう。
なので、おせっかいで参考までに食べ方をレクチャーしておきたいと思います。
まずは
この透明のビニール手袋が必ずあります。なければもらいましょう。
こいつを左手に付けてください。 (正しくは聞き手と反対の手に なのですが、わたしが最初に韓国人にレクチャーを受けたときには 「左手に」と明確に指定されていました。。。。)
そして手袋をはめたら、、、
大胆につかんじゃないましょう。
見てください、このみその量。
こうしてみているだけでも思い出しヨダレでお口が ダラダラ祭りしてきちゃいます。
そしたら、このまま先端部分を口に含んで パックンチョしちゃいましょう。
そしてお口で蟹を舐めて絞りながら、手袋の付いた手でも蟹を押し出すように指先で蟹をつまんで、身を絞り出す。
この時に取りこぼしがないように お口は吸ってくださいね。
そして今度はこの甲羅のほうを食べましょう。
こちらも身がつまっているし、そして今度もまた! この蟹みそ!
美味しそう~~~~~!
さて、甲羅のほうは、手袋の手で甲羅を持って、もう一方の手でスプーンを持ちます。
そしてスプーンで甲羅についた 蟹みそを少し食べてみましょう。
どうです? しょう油が甘くておいしいでしょう?
そしたら、今度は甲羅についた蟹みそや身をどんどん甲羅の真ん中に集めましょう。
甲羅の裏側にもかなり蟹みそが詰まっているので、それも掘り出すようにせっせと中央部分に集めましょう。
そしたらいよいよここが正念場!
白いご飯をそこに ポン! と入れちゃいます。量はお好みで!
ますは少なめに入れてみて味を見て増やしたりしましょう。
更にお好みで甲羅のなかにしょう油を追加で入れてもOKです。
さあ、これそが カンジャンケジャンがごはん泥棒と言われる所以です!
これでご飯を大量消費して 炭水化物と仲良しになりましょう!
あー書いているだけでもヨダレが出ちゃいます。
味は食べてみてからの お・た・の・し・み★
さあ、皆さんもぜひカンジャンケジャン食べてみてくださいね!
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