戦争記念館 訪問レポート(@ソウル)

素晴らしい博物館である、韓国に住んでいるならぜひ一度は行ってみたほうが良い!

そう断言されたことがあります。

それがソウルにある戦争記念館。まあ博物館ですね。

タイミング的に言うとこの8月の終戦関連のイベントの多い時期に韓国において戦争にまつわるところに行くのは少し気まずくはあるのですが、、、とはいえせっかく夏休みなので行ってみることにしました。

ちなみに日本では8月15日、言わずと知れた 終戦記念日 ですが、韓国でも8月15日は 光復節 と呼ばれており、日本同様祝日となっております。

日本の敗戦、これはすなわち日本統治下にあった朝鮮にしてみると日本の統治から免れた日、すなわち 日本からの独立記念日 になるのです。

そんなこんなでこの時期は韓国の国旗を掲げて国内が少し盛り上がります。

さあ、余談はさておき、さっそく戦争記念博物館へGO GO GO GO!


1. 戦争記念館 アクセス

地下鉄4号線、6号線 三角洲駅(サムカクジ、Samgakji)、12番出口から道沿いに歩いていくと徒歩5分ほどで到着することができます。
※入口に到着後も、博物館の建物までは更に5-6分ほど歩きます。それほど広いです。

詳細は以下参照。

戦争記念館ホームページ(日本語)

広さは下記写真参照。

戦争記念館

まあその巨大さに驚きます。

この日は35℃超えの猛暑だったのですが。。。。韓国では「暴炎」と書いて「ポギョム」で猛暑のことを指すのですが、それでも我が子はお外で広く走れることがうれしかったのか、このだだっ広い敷地を走り回っていました。

その途中途中で、戦争に関するモニュメントを見ることができます。

暑くて集中できませんでしたが、こんなモニュメントがありました。

戦争記念博物館 モニュメント戦争記念館 モニュメント戦争記念博物館 モニュメント

ただ、しばらく走らせていると目の下が赤く火照ってきており、このままハイテンションで走らせてくと本気で熱中症になってしまうな と怖くなったので、早めに切り上げて建物内に避難しました。


2. 戦争記念館 建物内

いくつかの建物に別れており、メインの館ではないのですが、別館で子供用の博物館というのがあったのですが、これはもうお外を歩きたくないので断念。

それでも本館部分も中身が広くて十分に楽しめるものでした。

ちなみに入場料は無料!

これだけ広い博物館で無料というのはすごい!

更に時間をきちんと確認していくと日本語での無料ガイドもあるそうです。こちらがその内容。

日本語は10時からと14時からでやってくれるようです。

日本語ガイド

 

少し建物内を入っていくと、、、、

独島 竹島例の島のモニュメントがしっかりと目立つように飾られています。

上部には韓国で「아름다운 섬 독도」の文字が。

つまり、和訳すると「美しい島 独島」 と記載されています。

これは日本人がこのコーナーで長い時間過ごすべきではないな と思って離れようとすると、こんな時に限って我が子はこのモニュメントを大変気に入ったようで、モニュメントの周りを行ったり来たり、触ったり、トンネルにしてくぐったり ととにかくいろんなパターンで遊び尽くしていました。

我が子よ、ここだけはやめてくれ と思いながら、ひっそりと独島モニュメントを後にしました。

 

さて、冒頭で戦争関連のこの博物館は日本人にとって気まずいということを記載しましたが、この 戦争記念館で取り上げている戦争は主に朝鮮戦争(北朝鮮と韓国が分離するきっかけの戦争)を取り上げているもので、日本は特に関係ありません。

そもそも日本と朝鮮は戦争したことがないので、それもそのはずではあるのですが、とはいえ日本統治下にあった朝鮮 というのをどことなく思い出させるものがあるので、例の島の件も含めて少々居心地が悪かったりはします。

朝鮮戦争について取り上げた映画で人気が高いものはこちら。


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さて、博物館内へ入るや否や ハングリーな我々はカフェでランチをしたかったので3Fへ(1F にもカフェはあるのですが、非常に混んでいる)。

ここではベトナム戦争における韓国出兵について取り上げられているフロアとなっています。

ベトナム戦争のゲリラ戦の惨状について展示されており、改めて戦争の怖さを思い知らされます。

戦争記念館 ベトナム戦争

我が子は当然戦争がどう というのは知るはずもないのに、肌身で何かを感じてくれているのか「こわいねー!」と言っていました。

また、乗り物が好きなのでヘリコプターの模型などを見ては「あ、ヘリコプター!」とはしゃいでくれており、主旨がずれているとはいえ、やはり楽しんでくれる我が子を見てうれしく思うわたしでした。


3.ランチ

さあ、ようやく見つけたカフェ。

早速ランチです。

我々は(というか妻は)、外出時には我が子のためにお弁当を大体用意してくれます。

が、この猛暑ではお弁当も暑さでダメになってしまうのでは心配だったこと、また、博物館だと大体フードコートがあって、そこのチャーハンなんかを我が子には食べさせう!なんて思っていたので今回は特に用意していませんでした。

が、行ってみてびっくり!

フードコートはありません!あるのはカフェだけ!

さあどんなメニューがあるのだろう?とお店を覗いてみます。

すると意外と安い。

チキンサンドが4000₩程度。これを2つと、もう一つソーセージが1500₩で売っていたのでこれらを購入。

お味のほうはというと、、、、、、、これが美味しいのなんの!

チアバターを使っているサンドらしく、我が子も我が妻もガツガツと食べていました。

フードコートがないので半ばあきらめかけていたのですが、予想外に当たりの昼食に巡り合えて大人も大満足でした!


3.地下展示スペース

さあ、腹も満たされたし後は我が子をしこたま遊ばせてあげたいと館内を見ていると、、、なんと子供向けの遊びスペースが!

大き目なLEGOブロックのようなものが大量にあり、子供たちが皆遊び回っています。

戦争記念 地下2階

どうやら地下2階(おそらく地下2階)の展示スペースのような広い場所を使ってこのように子供向けの遊び場にしている様子。

これは行ってみなくてはと家族そろって地下2階へと降りていく。

するとこちらの看板。

どうやら期間限定(2018年8月26日まで)でここは子供向けのブロック遊びスペースになっている様子。

 

おお、これは素晴らしい。

ようし、さっそく我が子も連れて行ってあげようなんて思っていると、目もくれずに地下2階の広い場所で走り回る我が子。
(地下2階の部分が本当に広くて、走るにはちょうどいいスペースになっている)

ああ、たしかにこの子はブロックで器用に遊ぶよりも走ったり飛んだりすることのほうが好きだったと思ってそれに付き合うことに。

結局、子供スペースにはいかずに、その横のだだっ広いスペースでひたすら我が子と走り回りました。


まとめ

1.戦争記念館、行ってみる価値はある。

2.無料だし広い、子供も遊べる!綺麗だから安心できる!

3.ごはんが意外と美味しい!

4.観光の人も、住んでいる人もぜひ一度ご訪問あれ!

 

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