前回に引き続き駐在準備について記したい。
(3) 赴任前健康診断
これはかなり簡単。わたしの場合には会社の診断書で健康診断を受けただけ。
血液検査など含めてのしっかりした検査を行った。
また、妻の場合には会社の診断書ではなく、近所の健康診断可能な病院で実施。
会社からは特に健康診断の項目を指定されていなかったので、「なんでもいいから
やってください」で終了。おそらく会社としても、「きっちり健康診断させましたよ!」
と言えればそれでいいのか というレベル。
当時1歳の子供の場合には、血液検査などの項目がなく、また会社からもやはり指定が
なかったので、「なんでもいいから!」の体で実施。
こんな適当でいいのか、と疑問を感じつつ全員パス(というか健康上の問題を抱えて
いても基本パスしちゃうらしい)。
(4) 予防接種
韓国駐在者の場合A型肝炎と破傷風の予防接種が推奨される。
破傷風については私は子供時代に三種混合ワクチンにて接種済みとのことを
親から確認したので、A型肝炎のみを実施。
A型肝炎については3回に分けて行う必要があり、
1回目
2回目を1回目と2-4週間空けて、
3回目を2回目から6-12か月空ける
という間隔でやることになるのだが、日本で予防接種をなんとか済ませたかった私は
1回目を2016年12月、2回目を2017年1月の渡航前、3回目をついこの間の2018年1月に
ようやく終えたばかりだ。駐在で韓国に居座るようになると意外と計画が立てづらいところだ。
子供はまだA型肝炎の必要性もないかと対応はしていないが、必要だったらこちらでやっても
いいのかなぁ、と韓国のお医者さんを見ていると思い始めています。
(5) 歯科検診
会社側からは日本で済ませておくこととして、意外なことにこの歯科検診について
かなりしつこく言われた。
というのも、歯科治療の中には保険対象とならない治療が多く、
過去に駐在先で虫歯治療をして、詰めものを高級なもの(セラミックとか)を
選んだ人がいたらしい。日本だったらきっと保険対象外で選ばないはずだが、
海外駐在時は会社で医療費を処理してくれるだろう という予想で
その高級詰め物で虫歯治療をしたところ、結果的に保険対象外のため
会社では賄うことができません! ということになってしまっただとか。
そしてなんと60万円相当の高級詰め物を自腹・・・・。
そんなことがあってから会社かも、「行く前に歯の治療はしっかりとしておけよな!」
としっかりと指導をするようにしているらしい。
そしてかなり飛ばして
(8) 自動車関連手続き
これが意外とややこしい。いや、簡単なんだが、なかなか平穏な
結論に至ることが難しかった。
車査定とネットで検索すると無数にサイトが出てきて、たった一つの
ページに登録すると 複数の中古車ディーラーに対して査定を依頼してくれる
という便利なサービスがある。
しかし、これがややこしい事態への入り口となる。
というのも、ここに自分の電話番号とEメールを登録したその瞬間から
時間も関係なしに無数のディーラーが電話をばんばんかけてくる!
それもそのはず、彼らは中古車ディーラー、一つでもいい製品を
安く仕入れるために必死に自分の仕事をしてくる。
そして口をそろえて「一度お時間ください!査定します!」 と。
勢いに乗せられて一度査定をお願いするとまあ時間がかかるかかる。
査定そのものは30分程度だが、そのあとの話を聞くのに更に30分ほど
かかる。
わたしの場合は平成18年産のSUBARUフォレスターに乗っていたが
査定をお願いした平成28年12月末には 高くても20万円でしょう と
複数の業者から言われていた。
挙句の果てには「今即決なら20万円近くもできるかもですが、明日以降にはどうなるか。。。
15万程度になるかもしれません」みたいな名言もしない、そして脅しも
含めたようなことを言いよる。
結局この駆け引きに乗ることはせずに信頼できる人間に20万円で売りました。
車の所有権移転も引き取り手側でやっていただき(その人は更にSUBARUの
正規ディーラーに5万円程度で委託したらしい)、無事引き渡し完了。
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