
山本KID徳郁 様、心からご冥福をお祈りいたします。
レスリング出身ということは有名な話ですが、わたしはレスリングをする山本キッド選手のイメージはなく、総合格闘家としてのイメージが一番強いです。
また、きっと総合格闘技をしている姿が一番似合うと思っていました。
山本キッド選手は格闘家人生を「修斗」でスタートさせ、その後K-1、HERO’S、DREAM、UFCへと格闘技の舞台を移していきました。
K-1、HERO’Sで見せてくれた戦う姿は「神の子」という呼び方にふさわしく、果敢で、アグレッシブで、見ているものをワクワクさせてくれていました。
当時K-1、HERO’Sのミドル級は魔裟斗選手、須藤元気選手という魅力的な選手が多数活躍しており、わたしもあの時代の格闘技が大好きでした。
そしてその中でも山本キッド選手は、正直すこーし話し方も独特な雰囲気、言葉を選ばないなら ちょっとやばい奴 な雰囲気が出ていて、見ていてゾクゾクさせられるタイプでした。
でもそのダイナミックな試合展開、飛び膝蹴りで1発KOをする姿、倒れた相手を笑いながらも殴り続ける強い闘争心、そういった姿にはやはり「強い男」の姿を見ることが出来、男としては憧れました。
本当に大好きな選手でした。
わたしも含め格闘技はにわかファンではありましたが、大勢いるにわかファンを、「にわか以上」にすることに貢献した選手と言えるでしょう。
2015年の大晦日(KYOKUGEN 2015)、一日だけ復活した魔裟斗選手との試合、わたしは純粋に大好きだった選手の試合をテレビで見ることができてうれしかったです。
明らかに自分よりも重量が上な魔裟斗選手(12キロ差があっただとか)、試合そのものにはいろんな声があったかと思いますが、久しぶりにわたしはわくわくしてずっとテレビに張り付いていました。
試合後に二人そろって自分たちの試合を振り返るという、異例の自己実況も非常におかしく見ていました。
わたしはあまりにうれしくてソワソワしちゃって、椅子に座ってテレビを見ることができませんでした。
うれしい時の小学生みたいな反応です。
その後も山本アーセン選手の打撃練習映像(@タイ)などで久しぶりに山本キッド選手の姿を見るたびにやはりうれしかったです。
そして、昔と違ってひげモジャの姿で、タトゥーも増えているその姿も、やはり一度格好いいなぁと思った人のことはどんなふうに変わっても同じく「格好いいなぁ」と思わせてくれるものですね。
こちらの記事 で、闘病中の姿の写真を見たのはつい2018年8月27日のことです。
まさかその発表からたった3週間でなくなるニュースを知ることになるとは。。。。非常に驚きであるとともに、残念です。
でも最後まで格好いい姿見ることができました。有難うございます。
重ね重ね、ご冥福をお祈り申し上げます。
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