Ultraの季節です!
皆さんご存知、あのUMF(Ultra Music Festival Korea)、あのUltra、あのUltra Koreaが2018年6月8-10日で開催!
いやぁ、なんというか、もうね。
本当にすごい。
なんていうんですか、緊張感ですね。(Da Pump 「Feeling good」より抜粋)
UMF知っていますよね、みなさん?
これです、これ。知らない人はチェケラ!
Ultra Korea Official Homepageリンク
もうね、最高ですよ。
格好いい人がね、たくさんいてね、もうね、最高なんでしょうね!
音楽なんかもね、格好いいしね。
大草原でね、そこで音に乗っちゃうっていうこと自体がね、もう格好いいですよ。
いや、もうなんせ雰囲気が格好いい!
目に映るものすべてが格好いいし、ノっている人たちも、なんならそれを見ている自分すらも?ぜぇーんぶまとめて格好いい!
Everything is 格好いい!
Ultra FUUU—~~~—~~~~!!!!!
ところで、わたしこの「格好いい」という言葉に最近ちょっとなんだか違和感感じちゃいます。
なぁんか最近当たり前に使われているような気がするわけです。
使われ過ぎている、そういう印象を受けます。
「格好いい」なんて言葉は、少なくともわたしみたいな庶民にとっては、とっても高尚な言葉であり簡単に使うことができないものでしたが、最近はTVのバラエティなんかでも多用されているような印象を受けます。(わたしだけ?)
わたしが学生のころ、「格好いい」の対象になるような人物は、まあせいぜい1学年に2-3人くらいのものでした(都内のそれなりに人がいる学校で)。
3K(高身長、高学歴、高収入 学生なので「きれいな顔」にしときます)揃って初めて「格好いい」として認められるようなものでした。
しかし、今はやれファッションが格好いい、やれ髪型が格好いい、やれ仕事っぷりが格好いい、やれ眉毛が格好いい、やれ食べ方が格好いい、やれ趣味に没頭していて格好いい、やれ不器用なところが格好いい、やれ器用で格好いい、やれ生きざまが格好いい、やれ「アンちゃん格好いい」だのの「格好いい」もので溢れかえっています。
こんなに何でもかんでも格好良くなってしまったら、もはや「格好いい」ことが平均であって、昔のような一つ抜き出ているからこその「格好いい」ではなくなってしまうのではないかと考えてしまいます。
となると昔は学年に2-3人だった格好いいが、今や学年どころかクラス男性の3/4くらいまで増加しているのではないかと思ってしまいます。
この、何でもかんでも格好いいと表現する文化、同じようなものを経験したことがある気がします。
うーん、なんだったっけ と考えたところ思い出しました。
それは「かわいい」です。
もう今は何でも間でも「かわいい」です。「格好いい」が最近活躍しだしてきた新人だとしたら、「かわいい」は昔から活躍している大ベテランですね。
もう食べものすらかわいい、気持ち悪いけどかわいいという「きもかわいい」まで存在するくらいです。
10年前くらいから一気にその勢力を拡大した「かわいい」。その感覚に「格好いい」は似ている気がします(いや、というかわたしが知らないだけで同時期くらいから活躍しているのだろうか)。
時代とともに日本語も形を変えてきているということでしょう。使うシチュエーションも変わってきているのでしょう。
昔(むかしの話ばかり失礼)、「全然あり」という表現に猛烈な違和感を感じたものです。
「全然」という言葉の後には本来は否定形が来るべきところですからね。そこに肯定形がくるので、非常に違和感がありました。でも今はなんも感じずに普通に使います。(ちなみに、この「普通に○○」という表現も昔は違和感を感じていました)
もちろんわたしも褒められたい。。。「格好いい」という言葉を言われたら、きっと喜ぶことでしょう。
ただ、これだけ「格好いい」だの「かわいい」だのという言葉が当たり前に使われ過ぎてしまうと、わたしは「褒められてうれしい!」よりも「クラスの3/4が言われている言葉をわたしに言ってくれた。あー、クラスの1/4のほうにならなくてよかったぁ」 と、うれしい感情よりも、安堵の感情がまずでてきそうです。
これは何か本来とは違う気がする。
どんな言葉を言われたら一番褒められた感じになるのだろう。
自分のなかで言われたらうれしい言葉を今後考えていきたいと思います。
と、ここまで言っといて、わたし格好いいなんて言われことないんですがね、へへへ。
大げさに論理飛躍したことを展開してみちゃいました。
そして、ごめんなさい。
わたしUMF?Ultra Korea?行ったことないです。どんなとこかもよく知らないです。。。
ただ流行っているらしいという噂だけ聞いてことがありました。
知ったかたくさんしてごめんなさい!
(というか、具体的じゃない感想からしてばれてしまいましたかね)
ただ、みんなの楽しそうなノリに少しだけでもあやかりたかったのです。
ほんの出来心をお許しください!
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